ベトナムは高い経済成長率と若い人口構成を背景に、投資先として注目されています。その成長の恩恵を手軽に享受できるのがベトナムETFです。この記事では、楽天証券で買えるベトナムETFをおすすめ順に解説し、それぞれの特徴や投資のポイントを整理しました。
目次
なぜベトナムETFに注目すべきか
- 高い経済成長率:年5〜7%前後の成長を続ける新興国
- 人口ボーナス期:平均年齢約30歳の若い労働人口
- 中国+1戦略:製造拠点の移転で外資企業が進出
楽天証券で買えるベトナムETFランキング
1位:VanEck Vectors Vietnam ETF(VNM)
米国市場に上場する代表的なベトナムETF。純資産総額が大きく、幅広いベトナム企業に分散投資可能です。過去5年のリターンも優秀で、ベトナム市場に直接投資したい人の第一候補です。
注意点:楽天証券では一部の口座で新規買付が停止されている場合があります。最新の取引状況を確認してください。
2位:db x-trackers FTSE Vietnam UCITS ETF(コード:03087)
香港市場に上場し、FTSE Vietnam Indexに連動。構成銘柄は20社超で、大型株を中心に投資できます。VNMに次ぐ成績を誇り、楽天証券では新規買付可能です。長期投資を視野に入れるならおすすめです。
3位:db x-trackers FTSE Vietnam Swap UCITS ETF(DFVT)
シンガポールなどで取引されるETFですが、純粋なベトナム株の構成比率が下がっており、連動性には注意が必要です。あくまで選択肢の一つとして位置づけるのが無難です。
4位:iFreeNEXT ベトナム株インデックス(投資信託)
ETFではなく投資信託ですが、楽天証券で購入でき、新NISAにも対応。積立投資に適しており、クレカ積立やポイント投資を利用できるのが大きな魅力です。信託報酬は約0.71%で、コスト面でも手が届きやすい商品です。
ベトナムETF投資のメリットとリスク
メリット
- ベトナム経済の成長を取り込める
- 個別株よりもリスク分散が可能
- 外国人投資規制の影響をETF経由で回避できる
リスク
- 新興国特有の価格変動リスク
- 為替リスク(ベトナムドン安の影響)
- ETFによっては流動性が低い場合もある
まとめ
楽天証券でベトナム市場に投資するなら、第一候補はVNMですが、取引制限がある場合は03087が有力な選択肢です。
また、積立を活用するならiFreeNEXT ベトナム株インデックスもおすすめです。
新興国投資はリスクも大きいため、ポートフォリオの一部として長期的に保有するのが賢明です。
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