Googleサーチコンソールを確認していると、「URLがnoindexタグによって除外されました」と表示されることがあります。
せっかく時間をかけて記事を書いたのに、検索結果に出ないとなると非常にもったいないですよね。
本記事では、なぜ記事がnoindexになってしまうのか、そして検索結果に表示されるための効果的な対策を、初心者でも分かるように丁寧に解説します。
noindexとは?意味を理解しておこう
まず「noindex」とは、Googleなどの検索エンジンに「このページをインデックスしないでください」と指示するための設定です。
ページ自体は存在しますが、検索結果には表示されません。
WordPressやSEOプラグインを使っている場合、知らないうちに「noindex」が設定されているケースも少なくありません。
記事がnoindexになる主な原因
1. metaタグやプラグインでnoindex指定している
記事のHTMLの<head>部分に <meta name="robots" content="noindex"> というタグが入っていると、検索エンジンはそのページをインデックスしません。
また、All in One SEOやYoast SEOなどのプラグインで「このページをnoindexにする」にチェックが入っている場合も同様です。
2. 公開状態が限定されている
記事が「下書き」「非公開」「パスワード保護」の状態だと、WordPressは自動的にnoindex扱いにします。
「公開」に設定されているか必ず確認しましょう。
3. コンテンツの質が低いと判断される
Googleは重複コンテンツや情報が薄すぎるページをインデックスしない傾向があります。
例えば100〜200文字程度のメモのような記事や、同じ文章が別記事にも掲載されている場合です。
ユーザーにとって価値が低いと判断されると、noindexのまま放置されてしまうことがあります。
4. クローラーがアクセスできない
サイトのrobots.txtでクローラーをブロックしていたり、内部リンクが極端に少なくクローラーがたどり着けない場合もnoindexの原因となります。
特に新しい記事は他の記事からリンクされていないと発見されにくいため注意が必要です。
5. インデックス処理がまだ終わっていない
記事を公開してすぐの段階では、Googleがまだクロールや評価をしている途中というケースもあります。
特に新規サイトや更新頻度が少ないサイトは、インデックスまでに時間がかかることがあります。
noindex問題を解決する具体的な対策
1. SEO設定を確認する
まずは記事の編集画面で、SEOプラグインの設定に「noindex」と指定されていないか確認してください。
意図せずチェックが入っている場合は外しましょう。
2. 公開設定を見直す
記事が「公開」状態であるかを再確認します。
パスワード保護記事や非公開記事は検索結果に載りません。
3. コンテンツを充実させる
インデックスされやすくするためには、検索ユーザーが求める情報を網羅することが大切です。
具体的には以下のような工夫がおすすめです:
- 独自の体験談や意見を盛り込む
- 見出しを使って論理的に整理する
- 関連情報や具体例を加えて文字数を増やす
- 内部リンクを活用して他記事からの導線を作る
4. robots.txtとサイトマップを確認する
robots.txtで重要なページをブロックしていないかを確認しましょう。
また、Googleサーチコンソールにサイトマップを送信することでクロールを促進できます。
5. インデックス登録をリクエストする
サーチコンソールで対象URLを入力し、「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると再クロールを依頼できます。
特に修正を加えた直後は、この機能を活用すると効果的です。
まとめ:noindexを解消して検索流入を増やそう
記事がnoindexになってしまう原因は、設定ミス・コンテンツの質・クロールの問題・処理の遅延などさまざまです。
しかし、基本的なチェック項目を一つひとつ確認すれば、検索結果に表示される可能性を高められます。
せっかくの記事を眠らせてしまわないためにも、定期的にサーチコンソールを確認し、必要な対策を行いましょう。
「noindex」から「検索結果に表示されるページ」へ改善できれば、ブログのアクセス数アップにつながります。

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