関節リウマチとは?原因・症状・治療法をわかりやすく解説|早期治療が重要な理由

身体の事

関節リウマチとは

関節リウマチとは、免疫機能の異常により自分自身の関節を攻撃してしまう 自己免疫疾患です。主に関節の内側にある「滑膜」に炎症が起こり、 痛みや腫れ、こわばりを引き起こします。

進行すると関節破壊や変形につながることもありますが、 現在は早期に適切な治療を行うことで、症状を抑えながら 通常に近い生活を送ることが可能になっています。

関節リウマチの原因

関節リウマチの明確な原因は、現時点では完全に解明されていません。 しかし、以下の要因が複合的に関与していると考えられています。

  • 免疫システムの異常
  • 遺伝的要因
  • 喫煙や歯周病などの環境要因
  • 感染症や強いストレス

特に喫煙は発症リスクを高めることが知られており、 関節リウマチの予防や治療において禁煙は非常に重要です。

主な症状

初期症状

  • 朝起きたときの関節のこわばり(30分以上続く)
  • 手指や手首の腫れ・痛み
  • 軽い関節痛や違和感
  • 全身のだるさ、微熱

これらの症状は「加齢」や「使いすぎ」と誤解されやすく、 受診が遅れるケースも少なくありません。

進行した場合の症状

  • 左右対称の関節痛・腫れ
  • 関節の変形
  • 日常動作(箸・ボタン・歩行)が困難になる

影響を受けやすい関節

関節リウマチは体の小さな関節から始まることが多く、 以下の部位が代表的です。

  • 手指・手首
  • 足の指
  • 肘・肩

関節以外に現れる症状

関節リウマチは全身性の病気であり、関節以外にも 次のような症状が現れることがあります。

  • 貧血
  • 間質性肺炎
  • 皮下結節(リウマトイド結節)
  • 血管炎

診断方法

血液検査

  • リウマトイド因子(RF)
  • 抗CCP抗体
  • CRP・赤沈などの炎症反応

血液検査が陰性でも関節リウマチと診断される場合があり、 症状や画像検査を総合的に判断します。

画像検査

  • レントゲン
  • 超音波検査
  • MRI

関節リウマチの治療法

治療の基本は「早期診断・早期治療」です。 関節破壊が進行する前に治療を開始することが重要です。

抗リウマチ薬(DMARDs)

メトトレキサートを中心に、病気の進行を抑える治療が行われます。

生物学的製剤・JAK阻害薬

従来の治療で効果が不十分な場合に使用され、 寛解(症状がほぼない状態)を目指すことが可能です。

ステロイド・鎮痛薬

痛みや炎症を抑える目的で使用されますが、 長期使用には注意が必要です。

日常生活で気をつけるポイント

  • 禁煙を徹底する
  • 適度な運動で関節を動かす
  • 体重管理
  • 歯周病の予防
  • 十分な休養とストレス管理

まとめ

関節リウマチは自己免疫の異常によって起こる慢性疾患ですが、 現在は治療法が大きく進歩しています。

早期に治療を開始することで、症状を抑えながら 通常の生活を続けることが可能です。 関節の痛みやこわばりが続く場合は、 早めに専門医を受診することが大切です。

スポンサーリンク

コメント