フォーマルな場で恥をかかない!結婚式・公式会食の乾杯マナー完全ガイド

生活お役立ち情報

結婚式、公式会食、ビジネスの懇親会など、改まった場での乾杯にはカジュアルな飲み会とは違うマナーがあります。本記事では主賓や上司がいる場でも失礼にならない、具体的で実践しやすいポイントをわかりやすく解説します。

目次

1. グラスの持ち方

  • 基本は片手で持ち、もう一方の手をグラスの底や手の下に添えると丁寧に見えます(特にフォーマルな場で推奨)。
  • ワイングラスやシャンパン:ステム(脚)を持つのが正式。ボウルを持つと香りが変わる・手の熱で温度が上がるので注意。

2. グラスを掲げる高さと配慮

  • 目線よりやや低め(目の高さの少し下)が基本。目上の人や主賓より高く掲げない。
  • 向かい合う人が複数いる場合は、軽く全員に向けるイメージで。

3. 音頭中の姿勢(聞く態度)

  • 音頭(スピーチ)中はグラスを持たず、両手は膝の上かテーブルに置き、話を聞く。
  • 音頭が終わり「乾杯!」の直前で初めてグラスを持ち上げる。
  • フォーマルな場では無理にカチンと当てる必要はない。軽く掲げるだけで十分。
  • ワイングラスや薄手のグラスが混在する場合は合わせないか、視線で合図する。

5. 飲む量・飲み方

  • 乾杯の直後は「一口だけ」がマナー。飲み干さない。
  • 大きく口を開けて飲む、豪快に飲み干すのは避ける。
  • アルコールが苦手な場合はソフトドリンクで同じ動作を行えば失礼にならない。

6. 主賓・ゲストとしての振る舞い

  • 主賓(招かれたゲスト)の場合:音頭がある場では立ち上がって礼をし、乾杯後に軽く会釈して飲むと丁寧。
  • ホスト(主催者)側は、音頭の後に笑顔で一口飲む、全体を見渡して行き渡っているか確認するなどの気配りを。

7. フォーマルで使える一言フレーズ

  • 乾杯の直後:「よろしくお願いいたします」(ビジネス)
  • 結婚式など:「おめでとうございます」(主賓や祝辞の後)
  • 控えめに添える言葉:「本日はありがとうございます」

8. フォーマル乾杯・簡単チェックリスト

  • 音頭中はグラスを持たない → ○
  • グラスはステムを持つ(ワイン)/底に手を添える(ビール等) → ○
  • 掲げる高さは目上より低め → ○
  • 乾杯後は一口だけ → ○
  • 飲めない場合は同じ動作でソフトドリンク → ○

まとめ

フォーマルな場の乾杯は「見た目の丁寧さ」と「相手への配慮」が重要です。姿勢を正し、音頭の直前に静かにグラスを持ち上げ、目上より低めで一口飲む──この流れを守れば、結婚式や公式会食、ビジネスの場でも安心して振る舞えます。

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