「ギターを始めてみたい!」と思い立って楽器を手にしたものの、気づけば部屋の隅でホコリをかぶっている…。そんな経験、あなたの周りでも見たことがあるのではないでしょうか?
実は、ギター初心者の多くが、1か月以内に挫折してしまうと言われています。では、その確率はどれくらいなのでしょうか?今回は、初心者がギターを続けられない理由と、挫折を防ぐための対策について解説します。
ギター初心者が1か月以内に挫折する確率は約90%?!
正確な統計データは少ないものの、さまざまな調査や経験則から「ギター初心者の約90%が1か月以内に辞めてしまう」と言われています。
実際、ギター教室の講師や楽器店のスタッフの話を聞くと、「初心者の半数以上は、最初の1か月を乗り越えられない」との声が多いです。ネット上のアンケート結果でも、ギターを始めたものの「すぐに挫折した」と答える人が多数。
では、なぜここまで多くの人が続けられないのでしょうか?
初心者がギターを挫折する主な理由
ギター初心者が挫折してしまう理由は大きく分けると5つあります。
1. 指が痛くて続けられない
ギターを始めたばかりの頃は、弦を押さえる指先がとても痛くなります。特にスチール弦のアコースティックギターは、初心者にとってかなりの負担になります。
2. 思ったより上達しない
「好きな曲を弾きたい!」と意気込んで始めても、最初のうちはコードチェンジすらスムーズにできません。思うように弾けないストレスで、モチベーションが下がってしまうのです。
3. 練習時間を確保できない
忙しい日常の中で、毎日ギターを練習する時間を作るのは意外と難しいもの。気づけば「今日はいいや」とサボりがちになり、そのままギターから遠ざかってしまいます。
4. チューニングや楽譜の読み方が分からない
ギターを始めると、弾くこと以外にも覚えることがたくさんあります。特に「チューニングが難しい」「楽譜が読めない」といった壁にぶつかり、諦めてしまう人も少なくありません。
5. 一人で練習していてつまらない
独学でギターを始めると、分からないことを誰にも聞けず、孤独に感じることがあります。モチベーションが続かず、気づけばギターを触らなくなってしまうのです。
挫折を防ぐための対策
では、どうすれば1か月の壁を乗り越えられるのでしょうか?
1. 最初は「簡単なコード」と「好きな曲」から始める
難しいコードやテクニックに挑戦しすぎると、挫折しやすくなります。まずは「C」「G」「D」「A」などの簡単なコードだけで弾ける曲から始めましょう。
2. 毎日少しでもギターを触る
「1日10分でもOK」と決めて、ギターを毎日触る習慣をつけましょう。少しずつでも続けることで、上達を実感しやすくなります。
3. 指の痛みを乗り越える工夫をする
指の痛みは、弦を押さえ続けることで自然に慣れていきます。しかし、痛みが強い場合は「ナイロン弦のギターを使う」「短時間の練習をこまめにする」といった工夫をするとよいでしょう。
4. チューニングやコードの押さえ方をアプリで学ぶ
最近は、チューニングを簡単にできるアプリや、コードの押さえ方を分かりやすく解説する動画がYouTubeなどでたくさんあります。これらを活用すれば、初心者でもスムーズに学習できます。
5. 仲間や先生を見つける
ギター仲間を作ると、モチベーションが維持しやすくなります。ギター教室に通うのも良い方法ですし、オンラインでギター仲間を見つけるのもおすすめです。
まとめ:1か月の壁を乗り越えよう!
ギター初心者の約90%が1か月以内に挫折すると言われていますが、適切な練習方法やモチベーションの維持ができれば、その壁を乗り越えることは十分可能です。
最初の1か月は大変かもしれませんが、「指が痛くても、思うように弾けなくても、とにかく続けること」が大切!少しずつでもギターを弾く習慣をつけて、ぜひ楽しいギターライフを手に入れてくださいね!
コメント