お気に入りのズボンが裂けてしまった時、「もう捨てるしかない」と思っていませんか?実は裁縫初心者でも、ちょっとした道具があれば簡単に補修できます。本記事では、誰でもできるズボンの裂け補修方法をわかりやすく解説します。
目次
必要な道具
- 針(普通の縫い針でOK)
- 糸(ズボンと似た色を選ぶと目立ちにくい)
- ハサミ
- アイロン(あると仕上がりがきれい)
- あれば:当て布や補修布シール
ズボンの裂けを縫って補修する手順
1. 裂けた部分を整える
ほつれた糸をハサミで軽くカットし、裂け目をぴったり合わせて待ち針で仮止めします。
2. 玉結びを作る
糸を針に通し、端に玉結びを作って準備します。
3. 波縫いで縫い合わせる
裂け目の少し手前から針を入れ、「波縫い」(点線のような縫い方)で縫っていきます。縫い目の間隔は3〜5mm程度が丈夫です。最後は2〜3回重ね縫いをすると安心です。
4. 玉止めをする
縫い終わったら裏側で玉止めをして糸を切ります。
5. アイロンで仕上げ
アイロンを軽く当てると縫い目が落ち着き、見た目がきれいになります。
もっと簡単に補修したい場合
裁縫が苦手な方は、100円ショップや手芸店で売っている「補修布アイロンシール」を裏から貼るだけでもOKです。お尻や太ももなど動きの多い部分なら、縫いとシールを組み合わせるとより丈夫になります。
裂け方による補修のコツ
- 縦に裂けた場合: 波縫いで閉じる
- 横に裂けた場合: 裏から補修布を貼ってから縫うと強度アップ
まとめ
ズボンの裂け補修は、基本的な「波縫い」と玉止めさえ覚えれば初心者でも十分に対応できます。さらに補修布を活用すれば、仕上がりもきれいで長持ちします。お気に入りのズボンを長く使うために、ぜひ今回の方法を試してみてください。
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