【簡単本格】家庭で作れるバーニャカウダーの基本レシピーニャカウダーは、イタリア・ピエモンテ州発祥の温かいディップ。にんにくとアンチョビをオリーブオイルで煮溶かし、野菜をたっぷり楽しむ一品です。家庭でも失敗なく作れるよう、下茹でのコツから盛り付けまで丁寧に解説します。
材料(2〜3人分)
- にんにく:4〜5片(芯を除く)
- アンチョビフィレ:5〜6枚(約20g)
- オリーブオイル:100ml
- 生クリーム:50ml(まろやか&コク出し・省略可)
- 牛乳:適量(にんにくの下茹で用)
おすすめの野菜
彩りと食感のバランスが良いものを選ぶと華やかです。
- ブロッコリー/カリフラワー/アスパラガス
- にんじん/パプリカ(赤・黄)/大根
- セロリ/きゅうり/ミニトマト
作り方(手順)
- にんにくを下ごしらえ:皮と芯を除いたにんにくを牛乳で弱火10分ほど下茹でし、牛乳を替えてさらに5〜10分。辛味と臭みが和らぎ、甘みが出ます。
- ソースを作る:小鍋にオリーブオイルを入れ、弱火でにんにくを潰しながらペースト状に。アンチョビを加え、木べらで崩して溶かします。仕上げに生クリームを加え、軽くとろみが付くまで温めます。
- 野菜を準備:食べやすく切り分け、ブロッコリーやにんじんなど硬い野菜は塩少々でさっと下茹でし、氷水で色止めして水気を拭きます。
- 温かいまま提供:小鍋またはバーニャカウダーポットに入れ、弱い火(キャンドルなど)で温めながら、野菜をディップしていただきます。
美味しく作る3つのポイント
- にんにくは必ず下茹で:臭みを抑え、上品な甘みを引き出します。
- 塩分は味見で調整:アンチョビに塩分があるため、塩の追加は最後に。
- オイル×生クリームのバランス:濃厚にするなら生クリーム多め、軽やかにするならオイル寄り。
あると便利な道具
- 小鍋(ミルクパン程度)、木べらまたは耐熱ゴムべら
- バーニャカウダーポット(なければ耐熱容器+保温器具で代用可)
アレンジアイデア
- 牛乳仕上げ:生クリームを牛乳に置き換え、軽やかな口当たりに。
- バター少量:仕上げに5〜10gで風味アップ。
- レモンor白ワイン:ごく少量を最後に加えて後味すっきり。
- 豆乳アレンジ:乳製品を控えたい場合は無調整豆乳でコクを補う。
盛り付け・ペアリング
温かいソースの中央に、色の濃い野菜(赤・黄・緑)を交互に配置すると写真映えします。ワインは辛口白(シャルドネ、アルネイス)や軽めのロゼが好相性。
よくある質問(FAQ)
Q. 作り置きはできますか?
A. 粗熱を取り、密閉容器に入れて冷蔵で2〜3日。弱火で再加熱し、分離したら少量の牛乳またはオイルを足してなじませます。
Q. にんにくの匂いが気になります。
A. 牛乳での二度茹でが効果的。さらに芯を必ず取り除き、焦がさないよう弱火で。
Q. アンチョビが苦手です。
A. 量を半分にして、味噌を小さじ1/2〜1加えると和風に仕上がります。
栄養メモ
オイルベースで高カロリーになりがちなので、野菜を多めに、ソースは少量ずつ付けるのが◎。
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