「日本のお米の消費量が減っている」と聞いたことはありませんか?
実は、近年、政府は食用米(ご飯として食べるお米)から**飼料米(家畜のエサとして使うお米)**への転換を進めています。
でも、なぜ日本のお米を人間ではなく動物に食べさせるのでしょうか?
その理由をわかりやすく解説していきます!
1. 米が余ってしまうから
昔の日本では「米が足りない」と言われる時代がありました。
しかし、現在は真逆で、「お米が余ってしまう」のが問題になっています。
理由は主に2つです。
1. 日本人の食生活の変化(パンや麺類を食べる人が増えた)
2. 人口減少(そもそも米を食べる人が減った)
その結果、食用米が市場にあふれ、価格が下がってしまう問題が起きています。
価格が下がると、農家が十分な収入を得られなくなり、日本の米作りが衰退するリスクがあります。
2. 飼料米にすれば補助金がもらえる
そこで政府は、「食用米を減らして、飼料米を作る農家には補助金を出します!」という政策を打ち出しました。
例えば、1ヘクタールの田んぼで飼料米を作ると、10~15万円以上の補助金をもらえることもあります。
食用米を作るよりも収入が安定するため、農家にとってはメリットがあります。
3. 国産の家畜用エサを増やしたい
日本では、牛や豚、鶏のエサの多くを海外から輸入しています。
しかし、国際的な穀物価格が高騰したり、輸送の問題が発生すると、家畜のエサが手に入りにくくなることがあります。
そこで、「日本の農家が作った飼料米を活用すれば、畜産業も助かる!」という考え方が広まりました。
4. 農地の有効活用にもなる
「米が余るなら田んぼを減らせばいいのでは?」と思うかもしれませんが、農地を放置すると、荒れて使えなくなってしまうことがあります。
飼料米を育てることで、田んぼをうまく活用でき、日本の農業を守ることにもつながります。
まとめ:飼料米は農業と畜産業を守るための戦略
政府が食用米から飼料米への転換を進める理由をまとめると…
✅ 米が余って価格が下がるのを防ぐため
✅ 農家に補助金を出して収入を安定させるため
✅ 家畜のエサを国産化し、畜産業を支えるため
✅ 農地を有効活用するため
この政策には賛否両論ありますが、農家や畜産業を守るための重要な施策の一つといえます。
今後、日本のお米事情がどう変わるのか、引き続き注目していきたいですね!
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