【実録】住宅ローン借り換えしてみた。固定金利から変動金利へ。【楽天銀行】

子育て奮闘記

新築の家を建ててから早10年。フラット35という固定金利の住宅ローンを組んでいましたが、11年目から毎月の返済額が一気に5,838円上がるということであわてて借り換えを申し込みました。

こちらの記事では、楽天銀行の住宅ローンに借り換えをしたことによって、実際に我が家の毎月の住宅ローン返済額や金利がどう変わったかをお伝えします。

住宅ローンの借り換えを検討している方はもちろんの事、これから新たに住宅購入を検討されている方にも参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

前提条件

10年前(2011年)に今回わが家で借りた金額は2,300万円です。

借入当初はフラット35という固定金利のローンを組みました。

その名の通り35年間で返済が済むように組まれたローンです。

ただ、固定金利といっても35年間金利が固定というわけではなく、10年ごとに段階的に金利が上がる設定となっておりました。

金利と月々の返済額は下記の通りです。

初めの10年→  1.35%   毎月68,744円の返済

11年目~20年目→2.05%   毎月74,582円の返済

21年目~35年→  2.35%  毎月76,191円の返済

上記の通り、11年目に入ると月々の返済額が5,838円も上がってしまうので、今回借入を決断したわけです。

住宅ローン借り入れの銀行をどこにするか?については、単純に金利だけで選んだのではなく、借り換え時の手数料や自分の持っている銀行口座、口座取引の利便性などを考慮して楽天銀行さんに決めました。借り換え時の手数料については下記でご紹介いたします。

固定金利で借り換えるか変動金利で借り換えるかでも少し迷いましたが、過去の金利状況を踏まえて変動金利を選びました。

もちろん金利が上昇するリスクがありますが、上がった時には固定金利に変更することもできるようですので、自分は変動金利にしました。

金利比較

借り換えを行ったのは、ちょうど10年目になる1か月前の2021年8月です。

その為、11年目からの金利で比較します。

借り換え前(11年目からの金利)  2.05%

借り換え後(借り換え直後の金利)  0.527%

金利差 -1.523%

1.5%以上も減るというのは、かなりインパクトがありますよね。

それでは、金額に換算するとどのくらい減ったのかをみてみましょう。      

月々の返済額比較

借り換え前  毎月 74,582円の返済

借り換え後  毎月 64,550円の返済

返済額の差 -10,032円

毎月1万円以上浮いてくると、家計にとっては大きなインパクトがありますよね。

でも、借り換えはいいことばかりではありません。

借り換え時に諸々の手数料がかかるのです。

みてみましょう。

借り換えにかかった費用はどのくらいか?

借り換え手数料は、借入金額の〇〇%などと書いている銀行さんが多いですが、楽天銀行さんの場合は団信もついて一律手数料33万円とがわかりやすいです。(団信にはオプションで追加することもできますが、私は無料の方を選択しました。)

私の場合には上記の手数料の他に収入印紙代で2万円や住民票の取得で数百円かかりましたので、合計すると約35万円程度です。

それでは、上記費用もひっくるめて、最終的にどのくらいの金額が浮く見込みとなったのかを見ていきましょう。

結局借り換えることによってどの程度得したのか??

とはいえ変動金利を選択した時点で、今後金利がどうのように変動するかによって、最終的に返済する金額は変わってしまいます。

その為、ここではあくまでも参考程度に、という認識でビフォーアフターを比べてみましょう。

※ここでは、借り換え前に返済してきた金額(2021年8月以前)は無視して、2021年9月以降の返済額で見比べます。

【借り換えをしなかった場合の返済総額」

→74,582円の返済を122回=9,099,004円

 76,191円の返済を182回=13,866,762円

合計すると返済支払額 22,965,766円

【借り換えを行い、もし金利が全く変わらなかった場合の返済総額】

→64,550円の返済を304回=19,623,200円

借り換え手数料=350,000円

合計19,973,200円

差額2,992,566円となりました。

もちろん、これから金利が変わらないということはありませんので、実際にはもっと支払うこととなると思いますが、それにしても300万円近い金額がかわってくるのには驚きました。

まとめ

ということで、今回は実際に住宅ローンを借り換えてみたレビューをしましたが、いかがだったでしょうか?

借り換えを検討されているかたの参考になったら嬉しいです。

変動金利を選んだので、金利の動向は逐一チェックしていきたいと思います。

最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。

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